皆骨の巻
(ケゴルの巻)


金剛山観光をめぐる朝鮮半島南北問題


金剛山観光は韓国と北朝鮮を直接繋ぐ形で行なわれています。
永年、南北の厳しい敵対関係が続いてきた朝鮮半島……
対立から対話への、朝鮮半島の南北関係を象徴している金剛山観光ですが、
そんな金剛山観光をめぐっては、これまで様々な駆引きや思惑が交差してきました。
また、金剛山観光はこれまでに数百億の赤字を生み出し、
現在も赤字を出しつづけているにもかかわらず観光は中止されません。
これからも金剛山観光は、きっと色々な出来事を引き起こしていくでしょう。



1:金剛山観光開始までの南北対話

1980年代よりクローズアップされはじめた金剛山観光開発
金剛山観光が開始されるまでにも、南北間には様々な対話や
駆引きがありました。ここで金剛山観光開始がどのような南北対話の
流れの中で生み出されて来たものなのかを検証していきます。 


2:金剛山南北綱引き合戦

ようやくにして始まった韓国側からの金剛山観光、
しかし政治の荒波に揉まれ、今なお山あり谷ありの経過を辿っています。
ここではこれまでの金剛山観光の経過を追ってみました。


3・金剛山観光当事者の声

金剛山観光当事者からの声を集めてみました。
“北朝鮮とは何か”を知る貴重な手がかりになると思います。


3:北朝鮮から見た金剛山観光

金剛山観光のもうひとつの当事者、北朝鮮から見た金剛山観光について
北朝鮮側メディアの資料を集めてみました。




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皆骨山…金剛山の冬の別名
全ての飾りが取り払われ、骨のようになった険しい山並み…
これが“皆骨”の意味だそうです。
冬の金剛山は凍れる中、静かな世界が拡がっています。
水墨画に代表される、東洋的な美の世界を感じます。