嵐の萬物相
(2)

今回は出発まで少々ゴタゴタ…
雪峰号乗船前から、北朝鮮長箭港到着までのお話


雪峰号に翻る韓半島旗(朝鮮半島を染めぬいた旗)


さて、束草の金剛山行き雪峰号ターミナルに着いて乗船手続きをしようと思い、受付の係員に声をかけてみると「ちょっと待ってくれ」と言われます。『待ってくれ』と言った係員は、誰かを探しに行くように、建物の外の方へと出て行ってしまいました。
『どうやら決まった人が対応することになっているんだな〜〜』と待っていると、なかなか問題の人が見つからないようで最後には声を出しながら探しています。
しばらくして、ようやく見つかったらしく、受付の係員は若くて髪の毛を短く刈った痩せ型の男性を連れてきました。
「お待たせしました……さっそく手続きいたします。すいませんがパスポートをお貸しください」。今回の担当さんは、前回のミス・キムよりもすらすらと日本語を話すのですが、私たちがパスポートを渡すと自己紹介もせずに走るように受付のカウンターテーブルの中に入り、なにやら束になった書類とにらめっこしだしました。この男性、少々あわてんぼうのようです(^o^)。彼はまもなく、私たちの金剛山観光の書類らしいものを手に取ったのですが、そうしたら今度はそれと先ほどの束になった書類、それから私たちのパスポートを繰り返し繰り返し確認します。それからこの男性、書類と私たちのパスポートを持って先輩とおぼしき女性職員のところに行き、なにやら相談し始めました。
『何があったのだろう??』少し不安になってきます。そうこうするうちに男性が戻ってきました。「すいません……事前に北朝鮮側に送った名簿と、のりまきさんの生年月日が違っていました……これはこちらのミスですので、北朝鮮側に会社の方が罰金を払います」。男性は私たちにそんな説明をしはじめます。
『はい?』いきなりのことなので、私たちはなんのことやらよくわかりません。それを察したかこの男性は「金剛山観光出発前に、事前に北朝鮮側にこの名簿を送ります。出発するしばらく前に、北朝鮮に金剛山観光に行く人の名簿を送るようになっているのです」。と、男性は手に持っていた、束になっている書類を私たちに示しました。「その書類に書かれている、のりまきさんの生年月日が間違っていました。北朝鮮入国時、入国管理官が名簿とパスポートを合わせて見て、名簿と同じ人が来たかどうかを調べます。事前に渡した名簿に間違いがあった場合、罰金を取られます」。
事前に渡された書類と、パスポートなどの内容との間に違いが見つかった場合、北朝鮮側に罰金を取られるようなのです。男性が持っている事前に北朝鮮側に渡したという書類を見ると、なんとのりまきは1921年生まれになっていました……ああ、のりまき81歳……
焦っている男性を尻目に、のりまきは少々愉快になってきました。男性はそれから、雪峰号乗船の手順と、金剛山観光中は首から架けていなければならない観光証について説明しはじめました。内容的には前回とほぼ同じ内容です。乗船までまだ間があって、男性にはまだする仕事があるようです。また忙しくあっちこっちを走り回りだしました。
「今度の人はのりまきに雰囲気が少し似ているね」。ふとまきはのりまきに対し、そんなことを言います。ふとまきに荷物番をしてもらって、のりまきは空いた時間、雪峰号ターミナル隣りの白頭山観光船のターミナルまで行って、白頭山観光のパンフレットを貰ってきたりしました。ところで、そんな時に私たちが持ってきたカメラのうちの一台が、フィルムの巻取りが上手く出来ない状態になってしまったことがわかりました。今回の旅行ではオートフォーカスの一眼レフ2台と、デジタルカメラを持参したのですが、10年ほど使っている古いほうの一眼レフが、フィルムを巻き取らなくなってしまったのです。カメラが一台故障してしまったとしても、あとの2台のカメラで撮影などは出来るでしょうが……正直少しあわててしまいました。
時間が経つにつれ、金剛山に向かう人がどんどん集まってきました。金剛山観光ブームというだけあって、人の数は明らかに前回よりも多いです。前回は結構本格的な登山スタイルをした人が多かったのですが、今回は若い人や女性、そして子どもの姿が目立ちます。夏休みだからでしょうか?それとも韓国政府の金剛山観光費用の補助のおかげでしょうか?
そうこうするうちに、現代の社員の皆さんがカウンター後に列を作って並び、挨拶をします。整然と挨拶するところなど前回と同じです。ほとんど知らない人ばかりでしたが、前回旅行時にも見かけた女性職員が一人いました。彼女は先輩になったのか、時々他の社員に指示を出しながらきびきびと動いています。
挨拶の後、また男性はのりまき・ふとまきのところに来ます。そしてさっきも説明した雪峰号の乗船時間などをまた私たちに説明します(^o^)。ま、初めてじゃあないから大体解ってるよ〜〜と言った感じです。それにしてもこの男性、なんという名前なのだろう??そんな中、前回旅行時にも会った現代社員の女性が目の前を通ったので、声をかけてみました。件の女性は私たちのことを覚えていてくれたようでした。なんとなく嬉しいです(^o^)。
さて、だんだん乗船時間が迫ってきました。担当の男性は私たちのところにやってきて、再び私たちの観光証を確認し始めます。そして「のりまきさん、お仕事は何ですか?」と聞いてきます。「公務員をしていますが」。と答えると、観光証を指し示しながら「ここには無職となっているので、北朝鮮入国時に仕事を訊かれたら、無職と答えてください」。と言います。それからふとまきの観光証を確認しはじめたのですが、「すいません……少し貸してください」。というと、またまた束になった書類とにらめっこして、やはり同じように先輩女性職員になにやら相談しだしました。
やがて担当の男性は戻ってくると、「すいません……これも会社のミスで、観光証のふとまきさんの名前が間違えていました……やはり会社の方で罰金を払います」。と言います。そう言われてふとまきの金剛山観光証をよく見て見ると、ふとまきの旧姓が書かれていました。う〜ん……単純に手続きの不備なのか、最近金剛山観光がブームで事務が追いつかないのか……いずれにしても私たちの担当である男性が気の毒であります。
「して、罰金ってどのくらい取られるのですか?」のりまきが担当の男性に聞いてみると、「一人10ドルくらいですよ」。とのことです。それにしても年齢や名前や職業がよく伝わってなかったとは……今現在金剛山観光はブームとのことですが、現代峨山もてんてこ舞いなのかもしれません。
さて、私たちの担当の男性は、それからも忙しそうに色々やってました。しかし午前11時過ぎになるとまたのりまき・ふとまきのところに現れ「そろそろ乗船してください」。と言ってきます。よく言えばまめな人ですが、なんとな〜くせわしない感じです。私たちはカウンターそばで金剛山観光客の手続きをずっと見ていましたが、このところ金剛山観光に参加する外国人が増えてきたといいますが、前回の金剛山観光時と同じく、今回も外国人は私たち二人だけのようでした。
さて、乗船前に今回も韓国を出国する手続きをします。大韓民国出国印を捺したところまでは全く前回と同じでしたが、今回はのりまきのパスポートには出国印の下にハングルで束草ー長箭と書かれました。ところがふとまきは束草ー高城と前回と同じように書かれたのです(1…の注を参照)。ま、どちらも間違いではないので『ケンチャナヨ(気にするな)』といったとこでしょうか?
雪峰号に乗り込む際には、海賊コスチュームを着たお兄さんが二人待ち構えておりまして、グループごとに記念撮影してました。のりまき・ふとまきもしっかり記念撮影に納まります(^o^)。
これがその記念撮影♪さあ、金剛山へ出発だ!

船の中に乗り込んでみると、船室は今回は人でいっぱいになっています。船室は300席以上の座席があります。前回はかなりの空席があったのですが、今回はほとんど満室状態です。のりまき・ふとまきの座席のところに行くと、あにはからんや今回も、もう人が座っています(笑)。隣りにとりあえず座ってみたものの、当然そこにも人がやってきます。座席票通りに座れば、のりまき・ふとまきは前後の席に別れ別れになってしまいます。私たちが困った顔をしていると、後ろの座席の男性のうちの一人が、私たちに席を譲り、少し離れた場所に座ります。さすがに『いいですよ…』とジェスチュアー交じりで言ってみたのですが、男性も後ろの団体の皆さんも『ここに座っていろ』。という感じです。最後には私たちを隣同士の座席に並べて拍手をします(笑)。そこで、私たちはありがたく好意を受けることにしました。
さて、座席が決まると今度は昼食です……みなさんぞろぞろと食堂に向かいます。私たちは今回、昨晩kuniさんお薦めのお店で買い込んだパンが残っていましたので、そのパンで昼食です。皆が昼食やらなんやらでゴタゴタしている最中、前回より早めの12時半頃、雪峰号は束草を出航しました。
のりまき・ふとまきは甲板で出航風景を見ていました。そんな中、さっそく甲板で車座になり、酒盛りを始めたグループがあります(^o^)。参加する人が多いせいか、今回の金剛山観光は昨年と較べてやはり活気があるようです。続いて売店を覗いてみると、金剛山のなかなか良く出来た写真集がありました。船内で見ることができると考えたのりまきは、さっそく購入します。
束草出航…さっそく宴会!

出航してしばらくすると、前回と同じく安全教育のお時間になります。船室にほぼ一杯の人が集まっていたので、約300人の人が船室に集まったことになります。現代の社員から、“窓のカーテンを閉めるように”との声がかかり、カーテンが閉められ映画上映が始まりました。また、なにやら紙が渡されます。前回は金剛山で気をつけるべきことをまとめたビデオが上映されただけでしたが、今回はまず、韓国と北朝鮮との対話史を金剛山観光と絡めた“教育宣伝ビデオ”が放映されました。宣伝ビデオは1972年の南北共同宣言から始まり、現代グループ創始者の鄭周永氏が1998年に牛を連れて板門店を越えた場面や、2000年に平壌で行われた南北首脳会議などが収録されているもので、なかなか見ごたえがあります。引き続き金剛山の美しさを宣伝したビデオが流されます。のりまき・ふとまきとも、思いもかけぬビデオ鑑賞を楽しんだのですが、暗い中ビデオ鑑賞となると、多くの人が居眠りをし始めます(^o^)。見回してみると約三分の一の人(つまり百人)は居眠りしていたでしょう(笑)。
ビデオ2本見終わってから、ようやく前回と同じ金剛山で気をつけるべきことをまとめたビデオの登場です。今回は天候があまり良くないこともあってか、かなり船が揺れます。金剛山の注意事項をまとめたビデオ上映の頃には、船に酔ったのか、何人かの人が満室の船室から外に出て行きました。
ビデオ上映が終わると、最初に配った紙が回収されていきます。どうやら『安全教育を受けました』。というサインのようです。私たちは正直良くわからなかったので、特に提出しませんでしたが何も言われませんでした。
まもなく、現代の社員たちが前回と同じように北朝鮮に持ち込みを禁止されている品物の預かりを開始します。私たちのところにも、担当の男性が現れました。「なにか預からねばならないものはありませんか?携帯電話ありませんか?カメラは一応見せてください」。というので、まずカメラを見せます。特に規制にひっかかるカメラではないので、確認しただけでした。それから今回の旅行で持参してみたデジカメについて質問してみると、「デジタルカメラは、ここでは北朝鮮に持ち込んで良いか悪いかの判断がつかないので、ここで私が預かって、北朝鮮に入る時に北朝鮮の専門家に見せることにします。見てもらって特に問題ないのならばそのままお渡しします。もし問題ある場合、こちらが預かることにします」。とのことでした。
そこで、この男性にデジタルカメラを預けることにしました。デジタルカメラを受け取った後、更に係の男性は、「携帯電話本当にありませんか?本とか、何か印刷物とか持っていませんか?」と、繰り返します。「携帯電話はありません。本はこの2冊です」。と言って、私たちは買ったばかりの金剛山の写真集と成田空港で買った韓国についてのマンガを見せます。マンガの中には金正日氏を皮肉った場面もあり、北朝鮮国内への持ち込みはどうかな〜〜と思っていたのですが、係の男性が問題にしたのは、意外や雪峰号で買った金剛山写真集の方でした。
「入国管理事務所の北朝鮮の公務員が、『金剛山のことを書いてある』。ということで、持ち込みを禁止するかもしれません。ここで預かります」。とのことです。一方マンガの方については、「まず大丈夫かと思いますが、念のため預からせていただけませんか?」と言います。結局両方とも預かってもらうことになりました。それにしても、前回は暴露本“北朝鮮を知りすぎた医者”が持ち込めて、何の変哲もない日本の新聞がダメだったわけで、持ち込み禁止の基準がどうにもよくわかりません。
「今のうちに今日の日程について説明しますね。今日は北朝鮮に着いてから入国審査を受けてホテル海金剛にチェックインします。それからバスに乗って金剛山温泉に入って、温井閣というところで夕食をとります。それで今日の日程は終わりです」。係の男性は、本2冊とデジタルカメラを預かった直後に、こんな説明を始めました。やはりずいぶんとせっかちな印象です。
「はい、わかりました。ところで今回の金剛山では、海水浴は出来るのですか?」事前のニュースで金剛山の海水浴場オープンを聞いていた私たちは、係の男性に聞いてみました。係の男性は思いがけない質問に少しびっくりした感じでしたが、「いいえ、行けません」。と答えます。このときはどうして海水浴場に行けないのだかよくわかりませんでした。
大勢人がいる船室にしばらく缶詰となり、気分が少々悪くなってきました。船もそこそこ揺れています。のりまき・ふとまきは、係の男性の話が終わると新鮮な空気を吸いに甲板に上がります。雨は降っていませんが、どんよりとした曇り空です。天気が悪いこともあってか、甲板にはあまり人は出ていません。しばらく甲板にいた後、船室に戻る途中、船員さんたちが金剛山の海水浴場のポスターを見ながら話している場面にぶつかりました。そこで「海水浴場に行けるのですか?」船員さんに英語で尋ねてみると、「はい、行けます。でもちょっと淋しい」。と、日本語で返事が返ってきます。ちょっと淋しい海水浴場か……それから私たちは船室に戻り一眠りです(^o^)。
“ちょっと淋しい”金剛山海水浴場のポスター

一眠りから覚めて、起き出してみると雪峰号は海金剛のそばを進んでいました。そういえば前回も船室での一眠りから起きてみたら海金剛でした。私たちは再び甲板の上に行ってみました。曇り空の中、少々霞んでいましたが海金剛の景色はやはり見ごたえがあります。
海金剛を過ぎたあたりで、黒い怪しい船が進行方向左手に見えてきました。前回雪峰号に接岸した、妖気漂う黒い不審船のことを思い出し、少々緊張しますが、今回の黒船はある程度以上は近づいてきませんでした。そんな中、船内に“写真撮影の禁止”の放送が流れます。
“写真撮影禁止”放送の少し後、雪峰号の進行方向左手に、手漕ぎの黒い小船がたくさん見えてきました。数えてみると20隻ちかくいます。どの船も二人乗りみたいです。そしてまもなく、進行方向右側にも多くの黒い小船が現れてきました。やはりどの船も黒い色した手漕ぎの船で、こちらは20隻以上ありました。つまり雪峰号の近くに、40隻くらいの手漕ぎの船が集まっていたのです。小船によってはこちらに手を振ってくれる人もいます。
とっても絵になる光景でしたが、船員さんたちが乗客が写真を撮らないようにしっかり見守りをしています(-_-;)。見守りをしている船員さんのうち一人はフィリピン人らしく、英語で話していたので、ふとまきが「釣りでもしているのですか?」とジェスチュアー交じりで聞いてみると「彼等はほとんどいつでもこのあたりで魚を獲っている。獲った魚は政府に送られる。彼等の手もとには少ししか残らない。韓国やフィリピンは資本主義、北朝鮮は共産主義だから、やりかたが違う」。と答えてくれます。どこまで本当の話なのだかよくわかりませんが、このあたりで北朝鮮の皆さんがよく魚獲りをやっているのは間違いないようです。それにしてもかなり陸地から遠い場所なのに、手漕ぎの船で漁をしに行くとは、さぞや大変でありましょう。
今回の旅行で海金剛にあった小さな木造船。こんな感じの船で漁をしていた。

黒い小船たちが遠ざかっていく頃、雪峰号の行先に、あまり大きくはないけれども、白くてそれなりにスピードが出そうな船が先導していることに気づきました。やがて先の方になつかしい長箭(チャンジョン:高城…コソンとも言う)の街並みと、ホテル海金剛が見えてきました。そんな中、韓国人の参加者のひとりが、こっそりと写真を撮っていました(^o^)。長箭湾はなかなか景色がよく、写真を撮りたくなる気持ちもよくわかります。のりまきは写真撮っている人の後ろに立って、隠し撮りのお手つだいです(^○^)。そういえば長箭の街並みに近づく直前、長箭から小高い山ひとつ隔てた場所の海沿いに、かなり大きくて白い、きれいな建物が立ち並んでいる場所があることに気づいたのですが、いったい何の建物なのでしょうか?また前回の時は天気が良くて、長箭の町を、屏風が囲むように聳える山々が見えたのですが、今回は大部分の山が霧と雲の中でした。
ホテル海金剛が大きく見えてくる頃に、雪峰号の先導をしていた白い船は、長箭の町の港の方へ消えていきました。どうやら北朝鮮の船だったようです。そして湾の奧に海水浴場が見えてきました。どんよりと曇り、泳ぐには少々肌寒くもありましたが、なんと水上スキーをやっている人もいるようです。
『北朝鮮で水上スキーとは、画期的なことだなあ……』と思いながら、長箭の街並みや近づいてきたホテル海金剛を眺めていると、船員さんたちが「そろそろ下船の準備をしてください」。といった感じで声をかけてきます。
その頃まで甲板に残って景色を見ていた、約20人くらいの人がぞろぞろと船室に降りていきました。船室に戻ってまもなく、私たちの係の男性が金剛山観光についての説明を始めます。まずは韓国語で、韓国人参加者に対して説明します。今回、のりまき・ふとまきはター2番というグループに入っているようです。男性は身振り手振りを交えて色々説明するのですが、雰囲気的になんとなく不安をかきたてるところがあるのか(笑)、結構韓国人観光客の質問が続いていました。
質問が一段落したら、係の男性はのりまき・ふとまきに説明です。「これから船を降ります。のりまきさん、ふとまきさんは、“ター2”グループの4番目と5番目に北朝鮮公務員の入国審査を受けます。入国審査が終わったら、ホテル海金剛にチェックインしてください。入り口で雪峰号の乗船券を見せたら、ルームキーを渡してくれます。お部屋に荷物を置いたら、すぐに温泉と夕食に出発します。ホテル外に停まっているバスに乗ってください。ター2のバスです」。
男性はここまで一気に話します。前回と全く同じなので、のりまき・ふとまきは特に迷うことはありません。「何かわからないことありませんか?」との男性の問いに「はい、大丈夫です」。と答えます。
船室で10分くらい待ってから下船が始まりました。今回の下船もやはり午後5時ごろでした。



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