革命一家写真編(5)
1992年朝鮮民主主義人民共和国・写真編(5)
北朝鮮の“ねこバス”
ピョンヤンのとあるアパート、日本でいえば市営住宅に似ている。
ピョンヤンの学校です。
北朝鮮の新聞といったらココ!!朝鮮労働党機関誌:労働新聞社です。
(建物の朝鮮文字《注1》は、労働新聞)
やっぱし共産圏のポスターはいいねえ!!
この写真はちょっと解説が要るでしょう。建物入り口の上にある赤看板は、この建物に金日成がやってきたことを示す看板(左)と、金正日がやってきたことを示す看板(右)です。左側にある、緑地の上にメダルのようなものがデザインされている看板は、ここの建物の中の団体が、ニ度“三大革命運動《注2》”で表彰の栄誉に輝いたことを表わしています。
北朝鮮では、金日成・正日親子が訪れたところには必ずといって良いほど“来訪記念看板”があるようです。上の写真は板門店のもので、“親愛なる指導者”金正日同志様が1972年7月19日から1977年7月3日までの間に、3回訪問されたという内容だそうです。
北朝鮮の公衆電話です。
ピョンヤン駅前の光景。荷物を積んだリヤカーみたいなものは、荷物の宅配サービスのような仕事をしているとのことですが……(宮塚利雄氏著『北朝鮮観光』の情報による)
これもピョンヤン駅前、女の人が絵ハガキのようなものを売ってます。
ピョンヤンの市電、結構込んでいます。
北朝鮮の小型トラック。う〜ん、渋すぎ!!
《注1》北朝鮮では、ハングルという言葉は使いません。『訓民正音』(くんみんじょんうん)、または朝鮮文字(ちょそんくるちゃ)と言うそうです。訓民正音ではわかりにくいので、ここでは“朝鮮文字”の方を使いました。
《注2》1973〜74年ごろより、金正日現朝鮮労働党総書記(当時朝鮮労働党書記)が提唱して始まった社会運動。“三大”とは、思想・技術・文化の3つのを指し、最終的に思想・文化の“革命”で、人間改造、技術の“革命”によって、自然改造を達成する……という運動だという。