革命一家写真編(1)
1992年朝鮮民主主義人民共和国・写真編(1)


雨に煙るピョンヤン駅と人々
どこか懐かしい光景です。“恐ろしい国”北朝鮮も、こうしてみると普通の国です。



のりまきは1992年8月22日から、26日にかけて北朝鮮に行って来ました。写真を一杯撮ってきたのですが、今見ると、結構被写体へのアプローチが甘い写真が多く、せっかく面白いところにいっぱい行ってきたのに、“惜しい”写真が多いです。
しかし、北朝鮮の写真としてもあまり取り上げられていない種類のものもあるので、ここで解説付きで紹介したいと思います。

北朝鮮に向かう“朝鮮民航”機内。機体は旧ソ連のツポレフで、座席がやや狭い。びっくりしたのは冷房が効かず、飛行機に乗った直後は暑くて、上空に行くと涼しくなり、ピョンヤン到着が近づくとまた暑くなるという完全天然冷房飛行機であった。

いわずと知れた金日成主席様の御生家。とってもきれいにされています!ガイドさんは開口一番『金日成主席御一家は革命一家です!』と説明を開始しました!“音楽一家”とか“芸術一家”という言葉は聞いた事があるが、この世に革命一家という言葉があるとは……


一番右の壷に注目!ガイドさんは『主席御一家は貧乏だったので、このような壷も大切に使われていたのです』。と説明します。


“主席様が水汲みをされていた井戸”にて、若かりしのりまき(笑)。後ろはガイドの金さん。お水も飲んでみました。結構美味しい水でしたよ。


金日成生家そばにあるピョンヤンの遊園地。あまり人がいなかったな〜


遊園地には、こんなコーナーもありました。


1992年当時、最新のいわゆる“ニュータウン”。ご覧の通り少なくとも外見は立派で道路も広い。それにしても人通りが少なく。車もほとんど通らない。本当に人が住んでいるのだろうか?


ピョンヤン観光の定番!!東京ならば東京タワー・皇居といったところか?左上より、北朝鮮名物のマスゲーム開催で知られる、収容人数15万人というメーデースタジアム・右上は主体思想塔・左下は金日成銅像・右下は凱旋門。

左は地下鉄『復興駅』。それにしても、地下鉄駅本体は地下深くにあるというのに、地上に結構立派な建物が建っているのは何故でしょう!?右はピョンヤン地下鉄の路線図。


地下鉄ホームへは、吸いこまれそうなほど急なエスカレーターを降りて行きます。駅は豪華な作りで見栄えがしますが、外国人観光客見学用の駅のみ豪華に造ってあるとの話もあります。なお写真にもやがかかって見えるのは、レンズが曇ったためです。


地下鉄の車内光景です。ちなみに乗る客が降りる客とほとんど同時に出口に殺到するので、地下鉄を降りる時びっくりした覚えがあります。


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