２００３年９月１日以降、（陸路ー陸路）（海路ー陸路）コース

　２００３年９月１日の、金剛山陸路観光復活後のコースです。
　コースは往復ともに陸路を用いる（陸路ー陸路コース）と、往路は雪峰号による海路、復路は陸路を用いる（海路ー陸路コース）の２コースとなりました。陸路ー陸路コースの場合、金剛山の２泊３日観光を終えて韓国側に戻った後、すぐに新たな金剛山観光客が韓国側から出発する形となります。
ちなみに往路観光客を乗せて金剛山へ向かった雪峰号は、３日目の朝、雪峰号に宿泊していた観光客が出発した後に、乗客を乗せることなく束草へ回送される形になります。


　復活後の陸路観光はかなり頻繁に日程等が変更になっています。以下にこれまでの観光日程等の変更をまとめてみました。

　陸路観光復活当初、（陸路ー陸路コース）、（海路ー陸路コース）はともに２日おきの同じ日に出発する形で始まりました。
　２００３年９月後半から、旅行日程が変更になりました。これは９月半ばに朝鮮半島を襲った台風１４号の影響で、海金剛観光が難しくなったことが原因のようです。具体的には陸路ー陸路コースと海路ー陸路コースとも、２日目に九竜淵コース、３日目に万物相コースの観光を行い、陸路ー陸路コースのみ、２日目の午後に三日浦の観光が行なわれる形となりました。
　再開後の陸路観光も人気が高く、予約が殺到していることもあって、２００３年１０月１０日には大学生団体利用施設として全１８棟、収容総数５００名のテント村が金剛山温泉そばに完成しました。テント村での宿泊が開始されたことによって、陸路観光は毎日出発するようになりました。ちなみに大学生団体の金剛山観光費用は２０万ウォン（約２万円）、かなりの激安です。
　２００３年１１月からは、一般客の陸路ー陸路コースと海路ー陸路コースの出発日が別の日となりました。ともに２日おきに出発することは変わりなく、大学生団体の陸路ー陸路コースと海路ー陸路コースが同じ日にちに出発することになったわけです。例として１１月１０〜１３日の金剛山観光出発・帰還日を以下に記します。

１１月１０日（月）陸路ー陸路コース（一般客）出発／８日出発の陸路ー陸路コース帰還
１１月１１日（火）海路ー陸路コース・陸路ー陸路コース（大学生団体）出発／
　　　　　　　　　　９日出発の海路ー陸路コース・陸路ー陸路コース（大学生団体）帰還
１１月１２日（水）陸路ー陸路コース（一般客）出発／１０日出発の陸路ー陸路コース（一般客）帰還
１１月１３日（木）海路ー陸路コース・陸路ー陸路コース（大学生団体）出発／
　　　　　　　　　　１１日出発の海路ー陸路コース・陸路ー陸路コース（大学生団体）帰還

　１２月１日からはまた日程変更がなされました。今回の変更点は主に２つ。一つはこれまで陸路ー陸路コース（一般客）の宿泊に使われていた温井ビレッジが海路ー陸路コースで使用され、海路ー陸路コースで使われていた金剛ビレッジが陸路ー陸路（一般客）用に使われるようになること。もう一つの変更点は、海金剛観光が復活することにより、３日目が万物相コースか三日浦・海金剛観光を選択する形になりました。
　２００４年１月１０日出航便を最後に、雪峰号は運行を中止しました。その結果、現在の金剛山観光は陸路ー陸路コースのみ行なわれています。

ー現行コースー

２泊３日金剛山陸路ー陸路コース観光日程表…宿泊場所はホテル海金剛・金剛ビレッジ・温井ビレッジ・金剛山ホテル・ジオ・ドーム・ペンション。

注１…２日目の金剛山観光コースとして、本格的登山コースである世尊峰コースを選択することもできる。ただし、世尊峰コースは事前の予約が必要なようです。
注２…２日目の夕食は、温井閣と木蘭館以外にも高城（長箭）湾沿いに新たに建設された海鮮料理店での食事も選択できるようです。


下記の旅行日程は９月１日、金剛山陸路観光復活当初のものです。参考として載せておきます。

２泊３日金剛山陸路ー陸路コース観光日程表…宿泊場所はホテル海金剛ないし温井ビレッジ

２泊３日金剛山海路ー陸路コース観光日程表…宿泊場所は雪峰号ないし金剛ビレッジ
なお、日程中（注）のついている出入国検査・税関検査は、雪峰号宿泊の場合のみあります。

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