金剛山観光地区の設置に関する政令

現代グループによる金剛山観光が開始された当初からの懸案
金剛山観光特区の設置が2002年10月にようやく実現した。
(2002・11・25 発表)


金剛山は朝鮮の名山、世界の名山である。
わが党と共和国政府の人民的な施策により、絶勝の金剛山は朝鮮人民の文化休養地、世界的な探勝観光地として立派に整えられた。
今日、金剛山観光は全民族の大きな期待と関心の中で行われている。
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会は、国土建設総計画に則して金剛山観光を活性化させるために次のように決定する。

金剛山観光地区の設置に関する政令
(最高人民会議政令 10・23)

1・江原道高城郡の金剛山地区と通川郡の一部地域に名勝地生態観光を基本とする朝鮮民主主義人民共和国金剛山観光地区を設ける。

2・金剛山観光地区は江原道高城郡の高城邑、温井里、城北里の一部地域と三日浦、海金剛地域、通川郡の一部地域を包括する。

3・金剛山観光地区では朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使される。

4・朝鮮民主主義人民共和国は、金剛山観光地区開発のための法人、個人とその他経済組織の自由な投資を認め、その財産を法的に保護する。

5・中央観光地区指導機関は、金剛山観光地区開発が進捗するにつれ、新しい観光対象地をさらに増やすことのできる当該の対策を講じる。

6・朝鮮民主主義人民共和国政務院と当該機関は、本政令を執行する実務的対策を講じる。


参考文献:朝鮮通信社 月間論調2002・11


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